行動範囲を広げて、居間を自由に歩けるようになったパオパオ。
その様子を可愛いな~と眺めていたある日、弟から、「この犬躾けてないじゃん、お座りもお手もしないよ。」と言われました。
そうだ!パオパオがケージを出たい時に座っていたのは、出入り口で開くのを待って自分から座っていただけで、人が言って座ったことってなかった!
とやっと気が付きました。
それからお座りのレッスンが始まりました。
ただ「お座りっ。」と言っても分からないから、腕を上げて挙手の態勢からパオパオの頭の下までおろして「お座り~。」と言ってみたけど、何のリアクションもありません。
それなので、次はフードを持ってきました。
そしてフードを見せてから高く上げて注目させてから「お座り~。」といって腕を下げたらジャンプして取ろうとしたので、とっさに腕を上に挙げた。
「そっちの訓練じゃないよ~。」
そしてまた腕を下げると同じようにジャンプしそうになったので、あわてて上げて戻しました。
なかなか難しいです。
何回か繰り返しやって、腕を下げてフードを頭のやや後ろに持って行ったら、なんとなく見上げて半座りっぽくなったので、手でお尻を押して座らせました。
同じこと数回やったら、自ら半座りっぽくなった。
「!!今のお座りっぽい!」
~(上から撮ったので分かりづらいですが)これが半座りです~
深い(?)半座りができた時は、ご褒美のフードをあげました。
これを何回か繰り返していたところ、パオパオのおでこの上から頭にフードが通り抜けていく瞬間パオパオが顔を上げたので、すかさず「お座り~~!」と言ったら、
それを仰ぎ見ながらちゃんと座りました!
「お座りした!!」
嬉々としてもう一回やってみました。
また座った!
ご褒美のフードおあげて、もう一回やってみました。
「お座り~!」
確かに座った!
家の人を呼んで来て、やって見せたらまたちゃんと座った!!
座りながら目がフードに集中していて「下さい下さい」となっていました。
みんな歓喜して「パオいい子だね~♡」と褒めて撫でました。
その後レッスンを経て、フードがあってもなくても「お座り」と言って腕を上から下に下げるとスムーズに座るようになりました。
これでやっと、お座りが出来るようになりました。
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