暇をもて余しているパオパオ君…
うろうろ歩いて、お家の人を探します。
台所にやって来ました。
「お母さんみつけたよ~♪何してるの?」
けれども、お母さんはパオパオが側まで来ている事を知らないみたいで、忙しそうに炊事をしていて、相手にしてくれません。
「ねえねえ、お母さん何してるの?一緒に遊ばない?」
返事がありません。
いそいそと寄って来たのに相手にされなくて、嬉しそうな表情がちょっとしょんぼりした表情になってしまいました。
どう?パオパオ・・・。
「気が付かないみたい…。」
のそのそ居間に戻ってきましたが、尻尾も完全に降りてしまっています。
そして、そこに立ったまま、炊事をしているお母さんを眺めます。
「お母さん…」
そのうちに、お母さんがやって来ました。
でも、パオパオに構わずに、すぐ側のテーブルの上で作業を始めます。
「何してるのかな~~?」
パオパオの背丈では届かないんだけれど、テーブルの上を気にして見上げます。
そんなパオパオが下から見ていることに気が付かないお母さんは、また、台所へ戻って行ってしまいました。
一連の様子を、(神妙な面持ちで)黙って見ていたパオパオ君、
そのうちに、テンションが下がって来て……
「ショック!!」
深刻な顔になってしまいました。
そしてほどなく、その辺にぱたんと座り込みます。
目はうつろです。
「気が付いてくれない……」
意気消沈した様子が伝わってきます。
お母さんに相手してもらいたかったのでしょうか。
諦めたように眠り出しました。
「Zzzz…」
パオちゃん、時間を空けてまたトライしたらいいよ(^_-)-☆
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