#126 お留守番ペキニーズパオパオ君

 

最近お友達の白ぺキポピーがいる叔母さんの家に遊びに行くのが習慣化したパオパオ君…

行ってもポピーとは遊ばずに、自分の家にいる時と変わらずにのんびり過ごします。

なぜかポピーも、パオパオとじゃれたり一緒に寝たりせずに、自分の部屋で過ごします。

本当にマイペースなワンコたちです。

 

おじゃましてちょっと慣れてきたころ、叔母さんに急な用事が出来て、ちょっと外出することになりました。

そこで、くつろいでいるパオパオに、叔母さんが「ちょっと行って来るね」、と話しかけます。

パオパオは、伏せながら顔を上げて叔母さんを見ます。

 

叔母さん「ちょっと出かけてくるから待っててね。」
パオパオ「うん…。」

 

叔母さんがドアを閉めて出て行った後、パオパオはしばらく玄関を見つめます。

 

「行っちゃった…。」

 

静まり返った家の中で、そのうち眠くなって、伏せて目をつぶります。

 

「ねむ…」

 

何となく、力が抜けているけどすーっと眠るところまではいかないみたいです。

 

「(うとうとしながら)何~?」

 

別のお部屋では、ポピーもパオパオと同じ状態で、自分専用の座椅子の上で横になっています。

 

「(うとうとしながら)何か用~?」

 

お昼寝するにも寝付けなくて、ちょっと上体を起こしながらボーっとしているパオパオ。

 

「眠いけど寝れない~…。」

 

そこで、むくっと起き上がり、きびすを返してのそのそと居間へ移動します。

入ったところで格好の座椅子を見つけ、その上に乗っかります。

 

お昼寝第二ラウンドです。

 

 

うまく寝入ったかな、と思ったのですが、しばらく寝ていたかと思ったら、またムクッと起き上がり、部屋を出て行きました。

 

廊下を伝ってポピーちゃんのいる部屋の入口までやって来ます。

そこから、窓の向こうを眺めます。

叔母さんが帰って来るのを待っています。

 

「早く帰って来ないかな~?」

 

部屋の中では、座椅子から降りて来たポピーが、カーペットの上にいます。

 

「また撮ってるの?」

 

2ワンでお留守番だったら一緒にじゃれたりして遊んだらいいのに、本当に自分の領域がお互いに確立していて接触しません。

マイペースすぎるワンコ達です^^;

 

叔母さんが一向に帰ってこないので、諦めたパオパオは、また居間へ戻って行きます。

 

今度は、テーブルの下のクッションに上ります。

そして、気持ちを落ち着けて、そこで寝待ちをします。

 

「まだかな…。」

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