パオパオが家に来てから3ヶ月ほどたった初夏のある日、親戚の叔母の家にワンコがやって来ました。
彼はパオパオと同じ白いペキニーズで、親は違うけど同じ犬舎からやって来ました。
叔母は以前に柴犬を飼っていたことがあるので、2頭目のワンコです。
当日は叔母と家の人みんなで空港までワンコを迎えに行きました。
パオパオはお家でお留守番です。
空港に着くと、パオパオの時と同じ犬舎のスタッフの方がいて、カウンターには青いバスケットが置いてありました。
挨拶を終えると、スタッフの方がバスケットから小さくて白いワンコを取り出しました。そして、健康チェックが終わると叔母に渡されました。
~叔母さんと初めましてのご対面~
ちょっとたれ目でナイーブそうな可愛いワンコです。
叔母はワンコを迎える前から名前を考えていました。
お花の名前にしようという事で書店でお花の図鑑を購入し、眺めながら決めたのは、「ポピー」でした。
「初めまして、ボクはポピーです。」
緊張しているのかちょっと難しそうな表情をしています。
甘えん坊そうですが、意志がしっかりしてそうなワンコといった印象がありました。
ブリーダーさんのお手紙には、ポピーちゃんの性格について、「繊細で優しい」とありました。
パオパオは、「陽気で甘えん坊」だったので性格が結構違うんだなぁと思いました。
早くも叔母さんに懐き、とっても愛らしい姿にみんながメロメロでした。
ところが、このポピーちゃん、叔母さんの子供を通り過ぎて孫のような可愛がりぶりが、まさかの強大な坊ちゃんぶりに発展していくということは、この時はまだ、誰も予測できなかったのです!!
「宜しくネ…」
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