写真を撮らなかったので、決定的な瞬間を画像に残せなかったのですが…
パオパオが、分かっててやったの!?君、状況がわかるの⁇とびっくりするような不思議行動をとったことがありました。
それは……
家のエアコンが真冬に故障してしまったので、修理の方が家に来て下さったときのことです。
その故障したエアコンは、パオパオのケージが置いてある部屋にありました。
それなので、作業が始まったら、パオパオが興奮して吠えたりまとわりついたりして邪魔になってしまうかもしれないね、と家族で話して、来ている間だけパオパオを別の部屋に置いておくことにしていました。
当日、修理の方が見えると、パオパオは、「ワン!キャン!キャ~ン!」と予想通り半ギレで一生懸命何かを言っているような感じでした。
それで、修理の方だけ中に入ってもらい、無事に外に出すことに成功しました(パオちゃんごめんね~)。
エアコンを少し解体する作業が始まりました。
修理の方の一人がよく外に出たり入ったりしていたのでしたが、父が作業中の部屋に入ろうとドアを開けた隙に、パオパオがスルッと中に侵入してしまいました。
「あ!パオがいる!」
と、慌てて部屋から追い出そうとするのですが、逃げる逃げる・・・
結局その部屋に落ち着いてしまったので、そのままにしてしておきました。
作業が進んできました。
修理の方は私達を呼んで、脚立の上から「ここから熱風が出て来る仕組みだけれど、故障しているから出て来ていない」と言われました。
パオパオも近くにいましたが、ケージの中に入って何かごそごそやっていました。
そして、修理の方が「ここが…」と故障の箇所を指して説明し、家の人も身を乗り出してのぞいていたその時、パオパオが不思議な行動をとりました!
なんと!
自分のベッドの上にかかっている毛布をくわえて、ケージの外に引っ張り出してしまった!
のです。
何で!?
何で毛布を引っ張りだしたんだろう??
不思議に思って、はがされた後のベッドを見ると、冷えた発熱カイロがむき出しになっていました。
実は、パオパオのベッドの上には、真冬の夜の寒さをしのぐために人間用の発熱カイロを置いていました。
そして、その上に毛布をかぶせ、一番上にパオパオが寝ていました。
まさか、修理の方の「ここから熱風が出て来る仕組みだけれど、故障しているから出て来ていない」の説明を、パオパオもワンコなりにも家族と一緒に聞くのに参加していて(普段から自分を犬と思っていないところがあるので)、言葉が分からなくても、何となく「あそこから暖かい風か出て来る」ということを理解していたのかな?
それで、自分の発熱カイロも冷えてしまって、こっちも直してほしいよ~、と、こんな行動をとったのかな??
本当に、思いっきり、
「ボクの温かいのも出て来ないんだけど…、ボクのベッドの(カイロの)暖房状況も見て!」
と、アピールするような行動でした。
それ以外の理由は思いつきません。
単なる偶然が重なっただけ??
この行動、どうしてやったのか全く分かりません。
これ一回きりで、その後は二度とやらなかったです。
パオパオに聞いてみたかったけど、彼はしゃべれないから…(≧人≦)
周りも不思議がり、修理の方にも「取り替えてほしいの?」と言われていました。
そのあと、パオパオは、足で背中をカキカキ肉球を舐めたりやっていました…。
小さな出来事でしたが、ワンコというものは人間の行動をよく見ている、と獣医さんの話や本に書いてあるけれど、その通りだと思いました。
動物の不思議な行動を動画に撮ってネットに投稿するってありますが、
これ、撮っておきたかったな~(*´Д`)。。
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