ずっとずっと前のことですが…
地元のケーブルテレビで「ドッグアイドルコンテスト」というネット投票のドッグコンテストがあって、パオパオも応募したことがありました。
親バカで、「パオちゃんどこまでいけるか…」などと無謀なことを考えました。
そして、どんな写真にしようかと考えたところ、「ベッドの上で遊ぶ姿」が一番パオパオらしいと思って、早速撮影に取り掛かりました。
ベッドに上っているパオパオに話しかけて注意を引きました。
パオパオは、「何~?」といった感じで機嫌良さげにお座りしました。
「何~?」
コンディション良さそう(*^^*)
「パオちゃん、笑って笑って~。」
というと、パオパオは、
「えへへ、何かな~♪」
といった表情で顔を上げました。
でも、ちょっとカメラ目線でなかったので、カメラに注意を向けさせて、あやしてあやして写真を撮りました。
「パオちゃ~ん☆」
「…?」
パオパオがニコッとしました。
シャッターチャンス!!
カシャッ!
(ニコッ)
いい感じの笑顔が撮れました。
親バカですが、例えると柔らかい陽だまりみたいで、パオパオらしさが出ています。
こういう写真って、皆さん凝って綺麗に撮るんだろうな~と思いましたが、「もうこれでいいや!画質が悪いけどパオパオらしさがよく出ているから…」
と思って、これを少し拡大したものを応募してみました。
↓これがドッグコンテストの応募写真です。
そして…
応募して少し経ったころ……
パオパオは地区代表犬に選出されて、ネット上の全国大会に行きました。
上の、簡易的にちょっと撮ってみましたというような写真が通過したので、驚きました。
それからは、ネット上の全国大会のページに選出されている、地区代表のワンちゃんの写真を毎日数回見に行きました。
沢山のワンちゃんが並び、投票数が表示され、ドキドキしながら見ていました。
この時、既に、投票数に大きな差が出ていて、人気のワンちゃんはどんどん票を伸ばしていきました。
やっぱり、柴犬やトイプードル、チワワが人気でした。
パオパオは超低速で、少しづつ、少しづつ、数字が増えていきました。
まるで、速度制限がかかっていて画面上の棒線がなかなか右端まで進まないスマホの、あの進み方です。
数週間くらい経った頃に、発表がありました。
優勝は、たしか柴犬だったと思います。
パオパオはずっとずっと下の方で伸びが止まったまま終了でした。
後で分かった事ですが、投票数がずば抜けて多いワンちゃんは、実力の他に、飼い主さんのお友達に呼びかけてのチームワーク投票が多かったようです。
その点、パオパオは、オフ会にもちょっとしか参加していないので、無名の犬が誰の手も借りずにここまで来れたのは殊勝だと思いました。
パオちゃん、頑張ったね☆
でも、無所属の出馬は犬でも敗退することがよく分かりました。
そして、忘れたころに番組から盾が送られてきました。
綺麗に撮れていなくて文字が読みづらくてすみません。
良い記念になりました。
後日、地元のケーブルテレビの人が、ネット環境のことで家に来たとき、担当のお姉さんがパオパオを見て、「このワンちゃんでしたか!この前、社内の資料の表紙になってたんですよ!」と、教えてくれました。
パオちゃん、良かったね☆
「アリガト~僕も嬉しいな~」
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